スケトウダラ  (助宗鱈)   

suketoudara.gif (13980 バイト)

学 名

Theragra chalcogramma

英 名

Pollock、Whiting

分 類

脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・タラ目・タラ科・スケトウダラ属

体 長

全長70cm

分 布

北太平洋と日本海、ベーリング海、オホーツク海に広く分布。日本近海では、太平洋側は宮城県以北、日本海側は山口県以北の沿岸、沖合に生息する。

地方名

スケソ(仙台)、メンタイ(関西)、ヨイダラ(新潟)

食べ頃

食べ頃は冬。白身のさっぱりとした味で、照焼き、煮付けなどのほか、鍋物の具に適している。

選び方

斑点模様が鮮明なもの。光沢がよいもの。

雑 学

名前の由来はいくつかあり、よく獲れた佐渡にちなんで「佐(スケ)」・「渡(ト)」からとか、大量に獲れて綱を揚げるのに助っ人がいるからとか、いわれている。タラの仲間ではあるが、かつてはスケソ・スケトウと呼ばれていた。江戸時代までは、朝鮮半島から伝わっていた「メンタイ」の呼び名が一般的に使われていた。いまでもスケトウダラの卵巣の塩蔵品を唐辛子で調味したものを「明太子」と呼ぶ。では、「鱈子(タラコ)」はマダラの卵巣かというと、これもやはりスケトウダラの卵巣からつくられている。


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