シラウオ (白魚) |
学 名 |
Salangichthys microdon Bleeker |
英 名 |
Icefish |
分 類 |
脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・サケ目・シラウオ科・シラウオ属 |
体 長 |
全長10cm |
分 布 |
北海道の綱走湖やサロマ湖から徳島、九州西岸にいたる日本沿岸に分布。国外では、朝鮮半島の東海岸や沿海州沿岸。 |
地方名 |
アマサギ(富山)、シロウオ(関西・紀州)、シラス(石川) |
食べ頃 |
食べ頃は、晩冬から春にかけてであるが、鮮度により味が大きく変わる。生きものを二杯酢でおどり食いするのが春の風物詩の一つ。 |
選び方 |
張りがよく、体全体がはじける様に見えるもの。 |
雑 学 |
名前の由来は、ゆがくと白くなるところからきている。生きている時は、透明な小さな魚である。徳川家康とのかかわりが深く、透けて見える脳を葵の御紋に見立てて、敬われていた。また、「御用白魚」と呼ばれ、初物が獲れると朱塗りの入れ物に入れられ、飛脚で江戸城まで届けられたという。 |