シラウオ  (白魚)   

sirauo.gif (19023 バイト)

学 名

Salangichthys microdon Bleeker

英 名

Icefish

分 類

脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・サケ目・シラウオ科・シラウオ属

体 長

全長10cm

分 布

北海道の綱走湖やサロマ湖から徳島、九州西岸にいたる日本沿岸に分布。国外では、朝鮮半島の東海岸や沿海州沿岸。

地方名

アマサギ(富山)、シロウオ(関西・紀州)、シラス(石川)

食べ頃

食べ頃は、晩冬から春にかけてであるが、鮮度により味が大きく変わる。生きものを二杯酢でおどり食いするのが春の風物詩の一つ。

選び方

張りがよく、体全体がはじける様に見えるもの。

雑 学

名前の由来は、ゆがくと白くなるところからきている。生きている時は、透明な小さな魚である。徳川家康とのかかわりが深く、透けて見える脳を葵の御紋に見立てて、敬われていた。また、「御用白魚」と呼ばれ、初物が獲れると朱塗りの入れ物に入れられ、飛脚で江戸城まで届けられたという。


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