サンマ  (秋刀魚) 

sanma.gif (8674 バイト)

 

学 名

Cololabis saira

英 名

Saury、Pacific saury

分 類

脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・ダツ目・サンマ科・サンマ属

体 長

全長40cm

分 布

北太平洋全域に生息し、日本近海では千島列島から沖縄付近まで分布する。

地方名

バンジョ(新潟)、サザ(九州)、サイラ(西日本各地)

食べ頃

「秋刀魚」といわれるように、9〜10月が旬ではあるが、6月頃から脂ののった新物が北海道東で獲れ始める。

選び方

背中の青みと全体の銀白色が鮮明なほど新しい。腹部が太ってしっかりしているほど、脂ののりがよい。

雑 学

名前の由来は体形からで、形も色も刀に似ているから、秋に獲れる刀のような魚というわけである。今では国民魚の一つで、秋の味覚の代表となったサンマではあるが、食用とされるようになった歴史は比較的新しい。一般的に食べられるようになったのは、江戸時代になってからのこと。それまでは脂を取り、灯油にしていた。


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