マサバ (真鯖)

masaba.gif (14634 バイト)

 

学 名

Scomber japonicus Houttuyn

英 名

Chub mackerel

分 類

脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・サバ亜目・サバ科

体 長

全長50cm 

分 布

全世界の亜熱帯、温帯に分布する。日本近海では北海道以南の沿岸各地に生息し、季節的な南北回遊を行う。

地方名

ホシサバ・ホンサバ(関東)、ヒラサバ(関西・四国・九州)、ムレージ(沖縄)

食べ頃

秋から冬にかけて脂がのって味がよくなる。赤身で脂肪分が多く、肉は軟らかい。

選び方

背部に対して、腹部も太っているものを選ぶ。

雑 学

「秋鯖は嫁に食わすな」ということわざがあるほどサバは秋がうまいといわれている。これは、春から初夏にかけて産卵を終えたサバが、秋になる頃には体力を回復し、また、冬に備えて脂ものってくるためだ。また、栄養的な面からいうなら、サバのような青い魚には高血圧や動脈硬化を予防するEPA(エイコサペンタエン酸)という物質が多く含まれているので、中高年の人にはうってつけだ。姑が嫁に食わせず独占しようとしたのもうなずける?


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