まあじ 真鯵 ![]() |
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学 名 |
Trachurus japanicus(Temminck et Schlegel) |
英 名 |
Yellow horse mackerel |
分 類 |
脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・スズキ目・スズキ亜目・アジ科・マアジ属 |
体 長 |
全長40cm |
分 布 |
温暖性の沿岸回遊魚。日本近海全域に分布。特に富山鳥取長崎で多産。 |
地方名 |
アヅ(東北)ヒヨッコ(幼魚:東北) ホンアジ・ヒラアジ(近畿)ガツン(沖縄)キンベアジ(鹿児島)ジャコ(紀州)ジンタ(神奈川)トッパ(土佐)ノドクロ(相州)メダマ(東京) |
食べ頃 |
5−10月が旬。関東なら相模湾、九州物もいい。塩焼きやたたきで薬味をきかせて食べると美味。マリネやトマトソースを使った洋風料理もいい。 |
選び方 |
新鮮なものは銀白色に光っている。古くなると艶が落ちてくる。えらが鮮紅色であること。艶がなくなれば魚体に締まりがなくなる。体型はふっくらしているほうが脂ものってうまい。最近は1年中養殖物が出回っている。 |
雑 学 |
内湾の浅瀬に棲むのをキアジ、沖合いに棲むものをクロアジといって区別する。キアジのほうが上とされる。5センチ程度を豆アジ、10センチ程度を小アジ、20センチ程度を中アジ、30センチ以上を大アジと呼ぶ。アジは2-50万個の卵を産む孵化するとクラゲの笠の下に入って敵から身を守る。1年で20センチに成長する。アジはピラミッド型の群れ(1万匹以上)をつくって泳ぐ習性がある。それも昼間だけで、外敵から身を守るためといわれているが真相はわかっていない。 |