イサキ 伊佐木・伊佐機・鶏魚

isaki.gif (20778 バイト)

学 名

Parapristipema trilineatum(Tkunleig)

英 名

CHicken grunt,Tkreelinegrunt

分 類

脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・スズキ目・スズキ亜目・イサキ科・イサキ属

体 長

大きいものは全長50cm 

分 布

関東以南の日本各地から東シナ海。南シナ海に分布。

地方名

イサギ(東京・西日本各地)イセギ(土佐・高知)ウズムシ(紀州・田辺)エサキ(山陰)オクセイゴ(東北)コシタメ(静岡)サミセン8広島)

食べ頃

晩春から初冬にかけて出回るが、特に6〜7が旬。大きいものは脂がのって刺し身でも美味しい。小さいものは、塩焼きや煮付け、揚げてもいい。夏のイサキはタイに匹敵する旨さ。

選び方

魚体が硬くはっていて腹部に張りがあり、エラは鮮紅色のものがいい。魚体がくすんだ様な色のものは新鮮ではない。

雑 学

イサキの骨はかたく、ノドに刺さると危険なのでカジヤブリシと呼ぶ地方もある。漢字で鶏魚ともかくが、これは背ビレが鶏のトサカによくにているかららしい。1974年近畿大学まで人工採卵に成功。卵孵化後52日に4800尾を放流した。


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