マサバ (真鯖) |
学 名 |
Scomber japonicus Houttuyn |
英 名 |
Chub mackerel |
分 類 |
脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・サバ亜目・サバ科 |
体 長 |
全長50cm |
分 布 |
全世界の亜熱帯、温帯に分布する。日本近海では北海道以南の沿岸各地に生息し、季節的な南北回遊を行う。 |
地方名 |
ホシサバ・ホンサバ(関東)、ヒラサバ(関西・四国・九州)、ムレージ(沖縄) |
食べ頃 |
秋から冬にかけて脂がのって味がよくなる。赤身で脂肪分が多く、肉は軟らかい。 |
選び方 |
背部に対して、腹部も太っているものを選ぶ。 |
雑 学 |
「秋鯖は嫁に食わすな」ということわざがあるほどサバは秋がうまいといわれている。これは、春から初夏にかけて産卵を終えたサバが、秋になる頃には体力を回復し、また、冬に備えて脂ものってくるためだ。また、栄養的な面からいうなら、サバのような青い魚には高血圧や動脈硬化を予防するEPA(エイコサペンタエン酸)という物質が多く含まれているので、中高年の人にはうってつけだ。姑が嫁に食わせず独占しようとしたのもうなずける? |